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1月16日

もう、早いもので1週間経った。

相変わらず、寒い。東京みたいに雪が降ったりするわけでないのだが、(今年の正月は20年ぶりとかいう雪がここ上海で降ったみたいだが)何せ、暖房が弱いから寒い。その上、空気循環が悪いから、足が寒い。

そういえば、旧正月前だというが、香港みたいにビルに電飾をつけるなんてことはしていない。電力不足のせいなのだろうか。なんとなく、さみしい。

授業はと言うと、そっけなく進んでいる。交換留学生は今期が最終学期と言うこともあり、あまり勉強する気のある人はいない。かく言う私もそうなのだが。ただ、人生初めて取ったCommercial Lawという法律の授業はちょっと興味がある。何せ、全くバックグラウンドがないから、興味をそそられていると言う程度で、本当に実務で役に立つかというと???であるが。でも、Harvard出のユダヤ人の教授は熱心だし、興味を持つから、予習をしていてもなんとなく楽しい。でも、判例とかを読んでいると、いつの時代も、傍目から見ると、人の争いってたわいもないことが多いんだと思う。

一方で、中国語を始めた、学校のフリーのクラスが週2回3時間。それに、日本人専門といっていい学校のマンツーマンの授業と同級生に紹介してもらった家庭教師の女子大生の3通りで習ってる。普通こんなことしないんだろうけど、やっぱり、飽きっぽいからとどういう方法が中国語を習うのにあっているのかを確かめるため、いろいろやっている。でも、学校は高いので、基礎を過ぎたら、学校のフリーレッスンと家庭教師だけにする予定。

以前も書いたが、本当に、建設中のビルが多い。流石にこのペースが10年も続いたら、上海全てが高層ビルになってしまうから、やっぱり、5年以内には終わるだろうから、これは不動産バブルというのだろうなぁ。でも、中国は建設バブルだけれども、私営の製造業とかは、かえって、バブルが崩壊すると優秀な人材は採れるし、コストは安くなるから、国内市場がしぼむという問題があっても、輸出がある程度強い会社は問題なく残るんだろう。

でも、それ以上にすごいのは学生の期待である。大学卒の平均収入が1万5百元(1元=約12円)で、トップ校出は3万元あたりらしいで物価を考えれば十分な気がするが、みんなそれ以上に期待するというか周りにバブルな人が多いので、えり好みをして就職しない学生が多いらしい。トップ校のひとつである復旦大学の新入生の希望収入は5万元らしく、はるかに平均の上を行っているのがこれを裏付ける。まぁ、ちょっと金があれば不動産投資してるのも、周りが儲けたからとみんなが不動産が買いまくった日本のバブルにそっくり。

まぁ、でも、中国はバブルが弾けてもそれは一時の踊り場だし、日本をみんな知っているから賢い奴は売り抜けるだろうし、違うんだろうなぁ。でも、オリンピックまでは景気は持つと言っているけど、そこまでは持たないような気がする。今年から来年にかけてが分かれ目じゃないの。なんでもいいけど、今年前半の私が就職するまでは景気が持ってほしいものです。
by voxvoxvox | 2005-01-16 23:56


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