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4月4日

昼飯を食べながらブラジル人と話をしていてびっくり。ブラジルでは豊胸手術の逆で減胸(?)手術が多いらしい。彼の奥さんも学生時代に大きすぎて背筋を痛めたので手術しているらしい。こういう実例があると納得する。実際、外人はかなり大きい人がいるから、それはそれで日常生活に支障があるというのは最も。

中国語の授業で、教科書が恋愛のネタだったので、イタリア人らが自身の中国での出会い系の経験を。向こうがメールを出してから3分以内に写真を送ってこないと却下。もちろん、送ってきても20人連続却下とかもあるらしい。こっちだと、暇な西洋人はもてもてだ。漢字は余りかけないけど。。。

ちなみに、25歳の中国語の先生の結婚相手を選ぶ条件は、収入の高さでも、外見でも、学歴でもないそうだ。(これらも関係ないはずはないと思うが)彼女によると、一番重要なのは”听话”即ち、従順なこと。自分の言うことを聞く人が結婚相手にふさわしいと。ちなみに、家事分担はお金を稼いでる割合でするというのが彼女の周りでは一般的な考えらしい。そういえば、華僑のタイ人の女の子も同じ事を言っていた。中国的には当然なのだろうか?ちょっと、これには同意しかねると言うか、こういう価値観の人とは一緒に住むどころか仕事もあまりしたくない感じがする。
# by voxvoxvox | 2005-04-04 22:12

4月4日

CNNのロウマ法王の報道を見てると、イタリアでスポーツが全部中止になったのに始まって、昭和天皇崩御の時に一緒だなと思う。世界のカルチャーって結局、そんなに変わらないって事なんでしょう。

NY Timesを読んでいたら、中国、特に広州で労働者が不足しだしているそうだ。

実際に、最低賃金が深圳では上がったらしい。考え方としては、ベトナムやカンボジア、そしてインドに製造業チャンスが出てきたと言うことらしい。大きな理由は一人っ子政策で子供が減ってること、また、親の面倒を見るとかで地元志向が出てきたらしい。こういう考えが出てくるのは豊かになった証拠でいいことであるのでしょう。http://www.nytimes.com/2005/04/03/international/asia/03china.html(注、無料だが登録要)

そういえば、最近、mbaに通っていると言うことを忘れている気がする。元々、なんでmbaと言われたら、10年働いて疲れたのでキャリアに穴を開けない形で休みたかったからなのだが、ちょっと最近はくつろぎすぎかも。

でも、やはり、勉強がきついときでも仕事のプレッシャーとは全く比べ物にならない(何故かって、学校ではすべては自分の責任で自分が頑張らないからと言って他人に迷惑をかけることがほとんどないのが大きい。仕事で特に部下がいるとそうはいかないから。)ってのが大きいと思う。

ちょっと早いけど、では獲たものはというと
1 健康
2 アメリカ人の考え方が多少分かった
3 語学力(英語力の多少の向上とちょっとの中国語)

健康は大きい。2年間、のんびり暮らしたおかげで10年寿命が伸びた気がする。実際、初対面の人から、実年齢より高く言われることはない。本当に、腰が痛いとかそういうのが本当に泣くなり、この冬も本当に寒かったが結局、風邪を引かなかったし。

アメリカ人の考え方と言う点では、テキサスに住んだというのが大きかった。私の場合、南米や香港に依然いたので、そんなに海外自体は新しくなかったが、日本から見えないコアなアメリカ、テキサスに住み、アメリカのいいところ、悪いところが自分なりによく分かった。アメリカと言う国を本当に知りたいのなら、東、西海岸でなく、中西部や南部に住むべきだと思う。特に、テキサスはその中でも、保守的なアメリカ(所謂レッドアメリカ)、新たな流れ(ヒスパニックの増加やアメリカの北部から南部への人口移動)、そして大産業があるので、日本から見えない部分のアメリカがよく分かる。アメリカのほかの地域からは”がさつで田舎モノ”だと馬鹿にされるが、田舎にいながら、アメリカの10大都市のうち3都市があり、高い給料水準を得られる天国のような土地である。テキサス人は自分が満足しているから他からどういわれようと気にしない。

最後に語学力だが、英語の読解力は上がったが会話力は???これは自助努力不足なのだろうが、学校と言う場所は仕事と違って話そうと思わなければそれで済んでしまう所。南米にいたときはアメリカの仕入先とかと毎日2時間くらいは英語を話していて、その頃のほうが確実に上手かった。最近、なんか、歳とって単語が出てこないし、それ以上に、英語を話すのが面倒くさいのだ!えばれる話ではないが。

では失ったものはと言うと、
1 就職機会
2 お金
3 面白い仕事
就職機会は単純に2年前にmbaを取らずに転職したほうが、チャンスは多かったと言うこと。私の場合、マネージャーや経営層の仕事をこなしてるので、mbaに行っても履歴書上の価値が上がるわけではないし、実際、自分でも、南米で経営に携わっていたときの知識を超えるものはMbAにはなかった。お金は明白、この2年で1000万近く使った。学業だけでなく、延べ4ヶ月に達そうとする旅行でも100万以上使ってしまってる。最後は、勉強と言うのはやっぱり、面白い仕事をしているのに較べるのに較べると、ダイナミズムにかけるのである。勿論、つまらない仕事にしているよりずっとよいのは当たり前なのだが。

じゃあ、トータルでどうなのかと言うと、ゆっくり休めたからよかったと言うのが私の結論。当初の目的が十分満たされているのだからそれでよいのである。でも、実際、もうちょっと勉強で学ぶものがあると思ったが。。。だが、思った以上に、いろいろなところに旅行できたのは良かった。パラグアイ2週間、エクアドル(ガラパゴス)1週間、メキシコ3週間(バス旅行)、インド3週間(学校の旅行)、そして今、中国。ちなみに、アメリカはオースティンに住みながら、L.A.,Las Vegas,Houston,Dallas,San Antonio,Boston,New York、思いのほか、あまり行ってないな。New Yorkは1ヶ月以上に延べなるが。
# by voxvoxvox | 2005-04-04 00:47

4月3日

なんか、寒い。いつになったら暖かくなるのだろう。

やっぱり、1999、2000、2001(南米)、2004(テキサス)と南にいて本当に寒い冬を過ごさなかったつけがきてるのだろうか?昔は夏のほうが苦手だったのに、40度以下だったら、最近は気にならなくなったし。そういえば、エスキモーも日本とかで1年過ごすと、北極の冬に慣れるまでまた、3年かかるらしい。

今日は語学学校の先生が50ぐらいの女性だった。今まで20代の女性にしか中国語は習ってこなかったので、ちょっと新鮮である。特徴は、

1 ゆっくりというかクリアーに話すので分かりやすい
2 粘り強く、根気強く教えてくれる
3 融通が利きづらい

最初の点は日本でもそうなのだが、若い人は結構口をはっきり開かずもにょもにょ話す人が多いことである。長いこと先生をやっていることもあるのだろうが、単語単語を明確に発音してくれるのはいい。でも、落ち着いて話すかというと、大阪のおばちゃんと一緒で、ひたすらしゃべる。これがおじさんだと、あ~う~の世界なんだろうけど。

次の点は、あまり、いらいらしないこと。自分自身でも30こして思うけど、自分の思い通り事が運ばなくても自分の感情を抑えることが出来る。別に若い先生も露骨にいらいらするわけじゃないけど、微妙な雰囲気って感じるから。そこは、母親の経験があるかないかのほうが大きいのかもしれないけど。それと、自分も年取ってるから、記憶力が悪いことに対する理解もあるのも嬉しいかも。

最後に、悪い点としては、本人気づいていないのだろうけど、自分の想定外のことが起こってもその環境の変化に気づかない。問題で自分がこれが正解だと思ってると、他にも答えがあっても気づかず間違えと言われる。ここら辺の頭が固くなってしまうのは止むを得ないことなのであろう。

まぁ、色々な人に触れると新鮮である。
# by voxvoxvox | 2005-04-03 16:20

4月3日

あっという間に日が経っていく。

これからまたばたばたしていくだろうから、上海生活を振り返ると、そこそこ満足かも。というのも、目標を明確に立てて着実に計画通り実行し、結果もそこそこだったから。

1 無事、単位を取ること
2 就職活動及びその情報収集
3 中国語の初級レベルの習得

1は未だ、結果が出てないが一応、大丈夫だろう。 優先順位2番目の就職は現状まだ、決まっていないが、情報収集及び面接はほぼ想定どおりに進んでいる。就職活動とは自分という商品を如何に売るかの営業活動だと私は定義している。営業は私の経験では短期的には偶発性に左右され、バックオフィス業務と違いコンスタントに結果が出るものではない。よって、着実に施策を実行し状況に応じて打ち手を変えながら粛々とやっていくのがポイントで、それが中長期的な結果に繋がると思っている。現在のところ、第一ステージは結果が出なかったが、打ち手は間違っていないと思うので、今の調子で頑張ろうと思う。

中国語は年齢の問題でかなり難しいと感じていた。よって、スペイン語の経験から(南米時代にやっていた)、この年齢だととにかく毎日やらないとだめだと思い、この3ヶ月ほぼ1週間毎日授業を受けた。コストはそれなりにかかっているが、10年前なら週2回と同じ結果を出すのにほぼ毎日通わなければならない記憶力や把握力の衰えを前にしてはしょうがない話である。結果的に、目標としていたレベルに向こう数週間で達せられそうで、かなり嬉しい。

一方、一番犠牲にしたというか、発生した機会費用は友達づきあいと上海の街中でのEnjoyであろう。上の目標、特に中国語の習得とはこの年齢では両立し難い事は予期していたので、しょうがないことだろうと思っている。まぁ、今更、遊んでいてもしょうがないし、外人と仲良くしても将来、会う可能性は限りなく低いだろうし。まぁ、こういう風に優先順位を付けて行動できたのは亀の甲より年の功なのだろうが、やはり20代の体力知力を以ってすれば両立できたことが今やできないのは一抹の寂しさをそれでも覚える。。。
# by voxvoxvox | 2005-04-03 01:58

4月2日

飛行機のチケットを取ろうとしているが、気になることがある。旅行会社の多くは平日しか営業せず、土曜日すら休みなのだ。これは、一般の中国人は自由に海外旅行が出来ず、また、外国人はほとんど学生か駐在員で、時間のない後者もマネージャー以上のポジションなので仕事中に私用の旅行を手配するのも問題ないのだろう。まぁ、後、5年もすれば、私用海外旅行の需要も高まるのだろうが。

その割には、どこも、ちょっと複雑な手配をお願いしても5分くらいで返事が返ってくる。これは、なかなか返事に時間がかかる場合が多い日本の会社に較べると、驚きである。これは、スタッフのレベルが大衆化していない、ある程度の金持ちしか相手にしていない業界なので、高いからなのが一番の理由であろう。それと、実際、量を売って稼ぐよりも高いコミッションをとる方が儲かる、一般的なNiche産業だと言うことなのだろう。

でも、その中国でもC-travelというネットとコールセンターで応対する会社が有名になっており、私も時々使うが、サービスレベルは高い。まぁ、典型的な若者を安給料でこき使う日本の旅行業界と違い、まだ、十分なマージンを稼げるのでコールセンターとかの人材の質が高いのであろう。

テキサスにいたときもたびたび旅行したが、ほとんど、TravelocityやHotwireなどのウェブ及びコールセンターばかりであった。テキサスでは複雑な旅行以外はネットが一般的。これは車社会ゆえであろう。旅行会社に行くのは面倒くさいですから。

でも、実は、そういう会社よりも、日本往復はHISや近鉄の方が安い。恐らく、日本人が日米往復の7割を占めるので、扱い量が違い、航空会社からの仕入れ力が日系のほうが強いからであろう。(知らないが)

旅行とネットって意外に親和性が高そうで高くない。単純に、東京に帰るだけなら便利だが、例えば、中国で1週間休みがぽかっとありこれくらいの予算でどこが面白いか見繕ってなんていうことが出来ない。(南米にいたときは、日系人の旅行会社によくどこか面白いと来ないかという超曖昧な話だけで行き先を考えてもらってたりした。これって、担当者の経験と人の趣味を見抜く能力、そしてアレンジ能力にかなりよる職人の世界だと思う。)それに、単純に、どこかでトランジットするとかそういう風なアレンジはあっという間にネットでは難しくなるし。

ネットって、マニアックな需要を拾うのに適しているはずなのに、旅行の手配に限ってはメジャーどころを大量に裁くのに適しているのはちょっと変わっている気がする。まぁ、マニアックなツアーを探すとかには適してるが。
# by voxvoxvox | 2005-04-02 11:09